
プロフィール
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©FUKAYA/auraY2

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但馬由香(タジマ ユカ)
メゾソプラノ歌手。 大分市出身。
10歳の時「大分市少年少女合唱団」に入団以来、歌に魅了され14歳より本格的に声楽を学ぶ。大分高等学校特別進学クラス音楽コースを卒業。武蔵野音楽大学声楽科、同大学院声楽専攻修了。卒業演奏会に出演。学生時代から武蔵野音楽大学オペラ本公演《魔笛》童子Ⅲ役、《ウィンザーの陽気な女房たち》ライヒ夫人役、《フィガロの結婚》ケルビーノ役などの作品に出演。
藤原歌劇団入団後、オペラ公演《アルジェのイタリア女》にて、森山京子、アグネス・バルツァ両氏のアンダースタディーとして研鑚を積み、藤原歌劇団オペラ公演《ラ・チェネレントラ》(シンデレラ)ティーズベ役にて本格的なオペラ・デビューを飾る。
その後、藤原歌劇団にて《椿姫》アンニーナ役、《ランスへの旅》モデスティーナ役、《どろぼうかささぎ》ピッポ役、《カルメル会修道女の対話》シャルレ修道女役、《セビリャの理髪師》ベルタ役、《ノルマ》クロティルデ役、《蝶々夫人》スズキ役、《イル・カンピエッロ》オルソラ役、《ファウスト》シーベル役などに出演。2018年、2024年には《ラ・チェネレントラ》でタイトルロールとなるアンジェリーナ(シンデレラ)役を務め好評を博す。
また新国立劇場オペラ公演においては《夏の夜の夢》ハーミア役、《蝶々夫人》スズキ役に抜擢され、びわ湖オペラ公演《カルメン》メルセデス役等に出演。いずれも高い評価を得ている。
これまでに指揮者アルベルト・ゼッダ、チョン・ミョンフン、広上淳一、下野達也、沼尻竜典、飯森範親の各氏や、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団など複数のオーケストラとソリストとして共演している。
宗教曲においては、ベートーヴェン「荘厳ミサ」「第九」、ヘンデル「メサイア」、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」、ヴィヴァルディ「グローリア」、モーツァルト「戴冠ミサ」、ロッシーニ「小荘厳ミサ」等のソリストを務めている。メディア出演ではBS日本テレビ「華麗なるガラ・コンサート」、NHKFMラジオ「オペラ・ファンタスティカ」、テレビ朝日ドラマ「相棒」出演のほか、藤原歌劇団CD「Bravi! vol.2」、「藤原歌劇団AR Book」に演奏収録されている。藤原歌劇団団員。マエストローラ音楽院講師。
~主な賞歴~
第34回イタリア声楽コンコルソ 入選
第31回飯塚新人音楽コンクール 第1位